笛吹きもぐらのあなぐら歳時記

慢性疲労症候群の俳句日記

2022-01-26から1日間の記事一覧

季語:冬の港

冬の港 光の航路 船ゆけよ 夕暮れ時に神戸大橋を訪れた。雲の少ない冬空から、波紋のゆれる海面に光がさしている。その海面に落ちた日の影が、どこか遠い場所に通じる道のように見える。 その道を、船がななめに横切っていった。船は、己の航路に従って、港…